VDI、DaaSなど仮想デスクトップでもワイヤレスヘッドセットを使いたい!

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コロナ禍以降、在宅やテレワークの機会が増えた方が多いのではないでしょうか。
在宅環境として、会社から貸与されたノートPCから、
あるいは自宅PCから会社指定の仮想デスクトップ環境でお仕事をされている方もおられるのではないでしょうか。
ヘッドセット、マイクイヤホン、ヘッドホン等をしてweb会議する機会も増えていることと思います。

私自身も在宅ワークの機会が増え、web会議が増えてきた中、音声トラブルにも何度か遭ってきました。
そこで、ちゃんとしたヘッドセットを買おう、と思い立ったのですが、
意外にも仮想デスクトップで使えるワイヤレスヘッドセットの情報が見つかりませんでした。

在宅だと基本的は業務に集中していますが、ほんの一時、家の些事をしたくなる瞬間があります。
ちょっと飲み物を取りに行く、ちょっとインターホンが鳴ったので応対する、などです。
そういう場合に、有線は煩わしい!と私は感じているのですが、皆様いかがでしょうか。

そのような悩みの解消のため、VDI(仮想デスクトップ)、DaaS、あるいはシンクライアント環境でも、
ワイヤレスヘッドセットを使う方法をご紹介したいと思います。

同じやり方で助かる事例として、
会社のパソコンがBluetooth禁止されているけどBluetoothヘッドセットを使いたい方にも役立ちます。
その他、PS4などのゲーム機器とPCで同じワイヤレスヘッドホンを使いたい場合や、
VMWareなどの仮想環境でBluetooth無効化されている場合にも有効です。

今回の記事は次のような人におすすめ!
・仮想デスクトップ環境でワイヤレスヘッドセットを使いたい!
・会社PCでもBluetoothイヤホンを使いたい!
・PS4などのゲーム機器とPCで同じワイヤレスヘッドホンを使いたい
・VMWareなどの仮想環境でもBluetoothイヤホン使いたい!

それでは見ていきましょう!

目次

仮想デスクトップでも使えるワイヤレスヘッドセット

いきなり結論ですが、2つ解があります。
1つは、USBドングル付きワイヤレスヘッドセット(or マイクスピーカー)を使う、です。概ね高級機になります。
もう1つは、オーディオ認識するUSBドングルを使い、Bluetooth対応ヘッドセット(orマイクスピーカー)を使う、です。
特定のUSBドングルが対象です。
特記は、よくあるUSBでBluetooth接続できるアダプタは使えない、です。

具体的には、下記のような製品です。

これらの製品は、次ができるため、仮想デスクトップ環境でも使えるようになるようです。
・USBドングルが、USBオーディオとして振る舞い、かつ特別に追加のドライバを必要としない。
・USBドングルがBluetoothなどでヘッドセット(or マイクスピーカーなど)と接続する。

誤解の無きよう記載しますが、
普通のUSB有線式ヘッドセットは、多くの場合、仮想デスクトップでも使えます。
本記事でケアしたいのは、どうしてもワイヤレスヘッドセットを使いたいニーズに対してです。

なぜ普通のUSB-Bluetoothアダプタではだめなのか

よくUSB接続でBluetoothアダプタ機能を提供する製品があります。
良コスパな製品ですが、残念ながら仮想デスクトップで使えないケースがあります。
なぜかというと、USBオーディオと認識されず、Teams、Zoom、WebEXといったアプリで認識されないためです。
実際に試みましたが、うまくいかず、でした。
同じ理由で、Bluetoothヘッドセットも、単体では仮想デスクトップにオーディオ認識されないようです。
スマホ、あるいは普通のノートPCでBluetooth機能を備える環境では動作するのですが、
仮想デスクトップでは使えない、という現象が起こります。

同じ理由の落とし穴として、仮想デスクトップにBluetoothヘッドセットのドライバをインストールできても動作しません
仮想デスクトップあるあるとして、仮想デスクトップではドライバなどハードの更新を制限されていることがあります。
一般的な対処方法は、色んな方法で制限を回避してドライバをインストールしたり、
標準ドライバで動作するデバイスを探してきたり、となるのですが、
このアプローチではどうやっても解決できないです。
私自身、無為な悩みをしてしまいました。

先の条件で言いますと、「USBオーディオとして振舞わない」ため、そのようになってしまうようです。
今後、仮想デスクトップと、ハード側とのポート連携が改善していくと直っていくかもしれません。
あるいは既に特に問題としない環境もあるかもしれません。

図示すると次の通りです。BluetoothデバイスはBluetoothデバイス、BluetoothでもUSBドングルでオーディオデバイス化するとオーディオデバイスとして仮想デスクトップ側に認識されます。

うまくいかないパターン(Bluetoothとして認識)

うまくいくパターン(オーディオデバイスとして認識)

ということで、先述のデバイスはUSBオーディオとして認識されるため、この問題を回避できます。
実際に仮想デスクトップ環境で試した例が次です。
それぞれUSBオーディオデバイスとして認識され、問題なく使用することができました。

USBドングル付きワイヤレスヘッドセット(VOYAGER 4300_UC)の場合

VOYAGER 4300_UCの場合(Citrixの標準オーディオとして認識されたようです)

オーディオ認識するUSBドングル+Bluetoothマイクイヤホン(BT-W3)の場合

この問題を解決する別の方法としては、仮想デスクトップ側の設定を変える方法もあるのでは、と思います。
自前で仮想デスクトップ環境を設定されている方なら可能かもしれません。
ところが会社や学校などから貸与・支給されている場合、セキュリティ都合などで設定を変えられないケースがほとんどと思います。その場合はローカル側が対応するほかありません。

実際に試して良かった・悪かったパターンまとめ

ということで、整理したいと思います。

想定シーン:仮想デスクトップ環境で、Bluetoth接続ではオーディオ認識してくれない環境。
やりたいこと:ワイヤレスヘッドセット(orマイクスピーカーなど)を使いたい

接続構成仮想デスクトップでの使用
USBドングル付きワイヤレスヘッドセット使用可能
オーディオとして振舞うUSBドングル+Bluetoothヘッドセット使用可能
普通のUSB-Bluetoothアダプタ+Bluetoothヘッドセットオーディオ認識されない
Bluetoothヘッドセットオーディオ認識されない

という結果になります。
スマホはBluetooth対応デバイスで当たり前のように接続できるのですが、
仮想デスクトップではうまくいかない、というのが何とも歯がゆいです。
特定のUSBドングルで回避できるので、うまくハマりそうな方は是非ご検討ください。

個人的な結論としては、USBドングル付きワイヤレスヘッドセットがおすすめです。
結局、高級機種かよ!という声が聞こえそうですが、そこは高級機種。高い基本性能とかゆいところに手が届く工夫があります。

・マイクのノイズキャンセリング機能が高性能
・充電の持ちが良い
・2台接続可能(1台を仕事用のPCに、1台をプライベート用のスマホに、など)

というように、シンプルに使いやすくするためのポイントを押さえてくれています。
高いだけの価値があります。改めて買う方には、ぜひお勧めです。
私自身もこの検証の後、使い続けているのはこのタイプです。
よく使う環境でTeamsがあるのですが、デバイスの検証として、自分の声を録音し、再生して、デバイスに問題ないかチェックしてくれるモードがあります。
安価な製品とノイズキャンセリング機能付きの高級機種を比べると、はっきり差が出ます。機会がありましたら是非試してみてください。毎回のweb会議でこんなに聞き取りづらいと問題だな、と感じることと思います。

既に気に入って使っているBluetoothのヘッドセットなどがあり、仮想デスクトップ環境でも使いたい場合は、
「オーディオとして振舞うUSBドングル+Bluetoothヘッドセット」をお勧めします。
具体的には、BT-W3(Creative製)です。このシリーズ品も同様に使えるようです。
シンプルに良性能だが仮想デスクトップとの接続が問題、という場合に有効です。問題を解決してくれます。

USBドングル付きワイヤレスヘッドセット具体例

具体的なワイヤレスヘッドセット例をご紹介します。
ヘッドセットとペアリング済みのため、USBドングルを差し替えるだけで機器を使いまわせます

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オーディオとして振舞うUSBドングル具体例

具体的なUSBドングル例をご紹介します。
製品名からメーカーページへリンクしています。価格は調査時点の参考価格です。
Bluetoothヘッドホンやヘッドセット、イヤホンとペアリングして使います。

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下記も注目なのですが、高機能でドライバ要求するかもしれません。

BT-W5(Creative製)
6,800円
調査中
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今回のまとめ

改めまして、結論は初の通りです。

仮想デスクトップ環境でワイヤレスヘッドセットを使いたいなら、
・USBドングル付きワイヤレスヘッドセットがお勧め!
・既にBluetoohヘッドセットを持っている方は、
 オーディオとして振舞うUSBドングルの追加がお勧め!

今回は仮想デスクトップ環境でいかにしてワイヤレスヘッドセットを使うか、のご紹介でした。
いつもと趣が変わる内容でしたが、いかがでしたでしょうか。

業務用にスマホとPCの両方が貸与されていれば、本記事はあまり関係ないかもしれません。
スマホの方が接続が良いのでそちらでどうぞ、はリモート研修などでよく聞かれるのではないでしょうか。
もし、業務用に仮想デスクトップ環境で仕事をされていて、ワイヤレスヘッドセットを使いたいがうまくいっていなかった、という方が私以外にもおられましたら、本記事が参考になれば幸いです。

それでは、読んで頂きありがとうございました!

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