Amazon Mastercardの再加入申し込みができない!しかもAmazon側・三井住友カード側のカスタマーサービスにそれぞれ問い合わせても対処方法が分からない!という困った事態に遭いました。
真摯に対応くださったカスタマーサービスのご担当者様のおかげで、無事に解決することができました。
サービスが両社に跨っているため、問題の切り分けがややこしかったようです。
同じトラブルに見舞われた方向けに、どういう対処すれば良いかTipsを残したいと思います。
審査落ち対策のお手伝いはできませんが、
特にトラブルなく以前に解約された方で、再入会の申し込みに進めない問題に遭われた方のお役に立てるかもしれません。
私の得た結論として、再入会する方法は2つあります。
解決方法1:新たなAmazonのアカウントでAmazon Mastercardに入会
解決方法2:Amazonアカウントのクレジットカード情報を削除して待つ
順にご説明したいと思います。
Amazon Mastercardについて
Amazonでのお買い物がオトクになるAmazon Mastercard(発行会社:三井住友カード)。
Amazonプライム会員が申し込むとAmazonプライムマスターカードとなり、還元率が2%(Amazon利用時)。
とてもお得なクレジットカードです。
Amazonの支払い時に使って、Amazonのポイントで還元されるため、複数カード持ちした際のポイント管理の手間が少ないです。
別のメインカードを持っている方でも、複数持ちにおすすめできると評判のカードです。
楽天カードとAmazonカードの2枚持ちをされている方も多いのではないでしょうか。
発行元である三井住友カードのカードもあるのに、わざわざAmazonカードとのちがいは何か?メリットは何か?
それは次だと思います。
使おうと思える魅力がある良いカードです。
【問題】再契約しようとすると「Amazon Mastercardを既にお持ちのお客様」?!
ポイ活のため、クレジットカードの複数持ちをされている方は多いと思います。
私もそうで、一時、Aのサービスはこのカード、Bのサービスはこのカード、とカードが増えてしまいました。
しかし、カードのデメリットとして、あればあるだけ不正利用リスクは増えます。
カードのポイントの管理も増えます。財布もかさばる。
それが嫌になりカードを整理したことがありました。
そうして、Amazon Mastercardを解約しました。
時がたち、やっぱりAmazonの買い物が多い中、上記のメリットがある。
しかもAmazon専用にすれば家に置いておけて2枚持ちのデメリットが小さいな、と思い至り、
こちらのURL(Amazon Mastercardページ)から再加入しようとしました。
そこで出てきたのがこの表示です。
「Amazon Mastercardを既にお持ちのお客様はお申し込みできません。」
![](https://atosuko.com/wp-content/uploads/2023/06/amazon-mastercard-renewal-method_1.jpg)
??????
解約したのにおかしい。
まさか解約が完了せずにカードだけ破棄してしまったのか?と思い、下記の問い合わせ先をあたりました。
Amazonと三井住友カードの両社です。
すると、次のようになりました。
・Amazon側では、解約されたかはこちらで分からないのが、システムにカードの情報が残っている。三井住友カードに問い合わせてほしい。
・三井住友カード側では、確かに解約しているので、Amazonのシステム側に何かあるのかもしれない。
ということで何をしたら解決できるのか、分からない状態に陥ってしまいました。
何度か問い合わせたところ、とりあえず間違いなく新たに再契約できる方法と、もしかしたら今のアカウントのまま再契約できる方法が見えてきました。
どんな解決方法か説明したいと思います。
ヘルプ&カスタマーサービス「Amazon Mastercardのお申し込み」
Amazonカスタマーサービス ※PCからのチャット問い合わせがおすすめ
三井住友カードのサービスデスク
解決方法1:新たなAmazonのアカウントでAmazon Mastercardに入会
身も蓋も無いのですが、シンプルかつ強力な方法です。
デメリットは、元のアカウントの購買履歴が見れなくなる、アマゾンプライムに入りなおす必要がある、などです。
そもそもの所を含めて、もう少し説明したいと思います。
Amazon Mastercardは、自身のAmazonアカウントと紐づけて発行するクレジットカードです。
申し込するAmazon.co.jpアカウントのプライム会員ステータスによって、発行されるカード券面が変わります。
例えばAmazonアカウントに紐づかない情報として、カードの振り替え先に指定できる銀行口座は、三井住友カード側の提携先銀行から決まります。
Amazon Mastercardの申込手続きが進むと、認証のメール連絡が来ますが、Amazonアカウント登録のメールアドレス・電話番号にメールやSMSが届きます。
※そうした背景のため、Amazonアカウントと、カードの連絡先でメールアドレスが違っていて、認証メールが見つからないトラブルが稀におきるようです。
というように、紐づけるAmazonアカウントを指定して申し込む必要があります。
何らかの理由で、別のAmazonアカウントに紐づける場合は、別個の新しいAmazon Mastercardの申込になります。
つまり、今回の「Amazon Mastercardを既にお持ちのお客様はお申し込みできません。」問題は、別のAmazonアカウントにすることで回避できます。
これが解決方法その1です。
解決方法2:Amazonアカウントのクレジットカード情報を削除して待つ
解決方法その2をご説明したいと思います。
私の場合は約2か月掛かりましたが、元々のアカウントで再加入できる方法です。
何が問題の原因だったか?
Amazonアカウントに元のクレジットカード情報が残っていました。
そのせいで、Amazonのシステム上では、まだAmazon Mastercardに加入しているアカウントである、としてカウントされていたようです。
詳しくご説明します。
![](https://atosuko.com/wp-content/uploads/2023/06/amazon-mastercard-renewal-method_2.jpg)
まずはAmazonのwebサイトにログインします。
アカウントサービス画面に入ります。
※画面はスマホ向けwebサイト画面です
![](https://atosuko.com/wp-content/uploads/2023/06/amazon-mastercard-renewal-method_3.jpg)
アカウントサービスのツリーが表示されたら、「すべてを表示する」を選択します。
![](https://atosuko.com/wp-content/uploads/2023/06/amazon-mastercard-renewal-method_4.jpg)
同様に、「支払い方法を選択」を選択します。
![](https://atosuko.com/wp-content/uploads/2023/06/amazon-mastercard-renewal-method_5-712x1024.jpg)
ここがポイントです。
この画面に、使用したことのあるクレジットカードが表示されます。
私と同じケースの方は、次が含まれているのではないでしょうか。
・以前に加入していたAmazon Mastercard
既にカードを解約していても、ここにデータが残っています。
これが悪さをしているため、以前に加入していたAmazon Mastercardを削除します。
これで準備完了です。
無事、既に解約していたAmazon Mastercardのカード情報を削除できました。
あとはシステムの更新を待つばかりです。
こちらのURL(Amazon Mastercardページ)にアクセスしてみてください。
うまくいっていれば、次の表示になります。
![](https://atosuko.com/wp-content/uploads/2023/06/amazon-mastercard-renewal-method_6.jpg)
![](https://atosuko.com/wp-content/uploads/2023/06/amazon-mastercard-renewal-method_1.jpg)
私の場合は更新されるまで2か月掛かりました。
時折状況を確認しながら「再契約OK」状態になるのを気長に待ちましょう。
心配になった方は、Amazonカスタマーサービスのチャットなどから、上記対応で他にやるべき事が残っていないか問い合わせるのもアリと思います。
真摯に対応してくださるのでオススメです。
まとめ
今回のまとめです。
「Amazon Mastercardを既にお持ちのお客様」状態から再契約する方法は次の2つ。
解決方法1:新たなAmazonのアカウントでAmazon Mastercardに入会
解決方法2:Amazonアカウントのクレジットカード情報を削除して待つ
2の場合は、時間は掛かりますが元のアカウントで再契約可能!
以上になります。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは、読んで頂きありがとうございました!