【ITパスポート】独学で一か月・16時間で合格できたおすすめの勉強方法

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ITパスポート(通称:iパス)は、情報処理機構 – IPAが実施している試験です。
実際に2022年1月に、独学で一か月・16時間の勉強期間で合格した筆者が、おすすめの勉強方法をご紹介します!

今回の記事は次のような人におすすめ!
・ITパスポート試験の受験を考えている
・勉強を効率よく進めたい

ITパスポート試験の申込から合格までの全体的な流れについて知りたい方は、こちらをご覧ください。

【ITパスポート試験】申込から合格まで必要なこと_まとめ

それでは、どうぞ!

目次

使用したテキスト

いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書 出る順問題集

下記テキストの令和3年度版を使用していました。次のメリットが気に入って使っていました。
実際に私を合格まで導いてくれたテキストです。おすすめです!

・暗記チェックができる。
・過去問演習で間違えた問題について調べ直す際に、索引からすぐに探せる。

iパスのシラバスに合わせたものがおすすめです。

おすすめの勉強方法

いきなり結論

いきなりですが具体的な勉強方法の結論は次です。

  1. 上記のテキストをざっと斜め読みする
  2. テキストの暗記ページで繰り返し暗記チェックする
  3. あらかた暗記できたら過去問を解く
  4. 過去問の間違えた箇所をテキストで復習する

順を追ってご説明しましょう!

短く区切って覚える

まず記憶するには短く区切って覚えるのがおすすめです。
こちらは、元東大王の鈴木光さんも仰っています。
私自身も、今回のITパスポート試験の勉強の中で強く感じたところです。
なぜ短く区切るのが有効かというと、忘れてしまうからです。

ちなみにこちらの本、かなりお勧めです。
高校生を意識して勉強法を伝える構成ですが、そのまま資格の勉強にも当てはめられます。
そのうち、紹介記事を書きたいと思います。

人は忘れる

こちらで勉強記録をご紹介した際にも触れているのですが、
当初、少しずつテキストを読み、二週間ほど掛けてテキスト1周目を読み終えました。
テキストは15章構成で、巻末に暗記チェックページがありまして、試してみると最初の方の章をほとんど覚えていないことが分かりました。
頑張った成果が出ていなかったのです。

【ITパスポート】合格までの一か月・16時間の勉強記録(2022年1月受験)

この現象は、脳科学的にも認知されていて、一般に、「忘却曲線」と言われています。
人間の脳の特性として、”覚えたことは時間が経つとどんどん忘れていく”、というものです。
例えば次の記事でも紹介されています。

エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング

ということで、人は忘れる生き物なので、忘れることはどうしようもありません。
対策は、ちょっと忘れた頃に覚え直すと良く記憶に定着すると分かっています。
ちょっと忘れた頃としては、次ぐらいのタイミングです。

  • 読んで10分後
  • 一晩
  • 一日

ですので、一日15分の勉強として、最初に読んで、終わりにチェックするやり方はかなり有効です。
また、夜に一度覚えて、朝にもう一度チェックする、などもかなり良いやり方です。

インプットとアウトプット

もうひとつ大事な事として、インプットとアウトプットがあります。
ITパスポート試験は基本的に知識を問われる試験ですので、次のように言い換えられます。

インプット = 覚える
アウトプット = 覚えているかチェックする

よく言われていることですが、改めて実感しました。
ざっと読んだだけでは、知識になっていなくて、
覚えているかチェックしてみたり、使ってみることで、記憶に残りやすくなります。
おすすめのやり方としては、赤字と赤シートを使った暗記チェックです。
皆さんも受験生時代に使ったことがあるのではないでしょうか。
古くても普遍的なら鉄板です!

本はちょっと速い

また、これはご参考ですが、興味深い記事があります。電子書籍 vs 本の読書スピードに関する記事です。
結果は、本の方がスピード速い、です。

電子書籍は紙の本より読書スピード遅い――専門家がテスト

電子書籍・アプリのメリット:持ち運びしやすい
本のメリット:情報を読み込むスピードが早い

と言えそうです。
感覚的にも理解できるのですが、アプリやwebサイトで各トピックを読んでいくよりも、テキストの該当ページをざーっと読む方がスピードが早い、ということのようです。
学校や職場ではアプリを使って、家などで集中的に勉強できるときは本を使うのが良さそうです。

過去問は必須

公式サイトの公開過去問があります。実際の問題で身についているかチェックはMUSTです!
練習の方法は、上記のPDF形式の公開過去問を使うか、CBT疑似体験ソフトを使うのがおすすめです!

CBT疑似体験ソフトは年度ごとに分かれています。直近の3回程度からチョイスが良いでしょう。
テキストで覚えていても、テキストに網羅されない問題もあります。また解答入力の慣れのためにも疑似体験ソフトで過去問演習をおすすめします。

CBT疑似体験ソフトのインストールは下記をご参照ください。

【ITパスポート試験】CBT疑似体験ソフトの導入方法と活用方法

過去問の後は索引で見直し

本のメリットとして、索引があります。
ご紹介したテキストは、巻末に索引があります。これが便利です。
過去問で間違った問題について、テキストを読み返すときに、非常に探しやすく、効率的です。

集中方法_ワークアウトタイマー

最後に、ワークアウトタイマーをご紹介します。
筋トレをインターバルで行うのに、よく使われているそうです。
私は、15分インターバルで短く区切ってテキストを読み、暗記チェックを掛けるのに使っています。
もちろん、普段のお仕事をされる際にも有効です。
短く区切って集中するためのタイマーとして便利です。

Timer Plus – ワークアウト用タイマー

さいごに

改めまして結論をもう一度述べますと、おすすめの勉強方法は次の通りです!

  1. 上記のテキストをざっと斜め読みする
  2. テキストの暗記ページで繰り返し暗記チェックする
  3. あらかた暗記できたら過去問を解く
  4. 過去問の間違えた箇所をテキストで復習する

この勉強方法で進めれば、記憶して忘れてを早いサイクルで繰り返すことで記憶定着し、合格圏内まで効率良くたどり着けることでしょう!

iパスに限らず、有効な方法と思います。
是非、有効活用して頂けたらと思います

さて、今回はITパスポート試験について、おすすめの勉強方法をご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。この記事が皆様のお役に立てれば幸いです!
それでは、読んで頂きありがとうございました!

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